伊万里にツルが来る!~鶴の北帰行・長浜干拓~

長浜干拓に飛来する鶴の北帰行について、鶴を見守って10年、伊万里鶴の会の一ノ瀬秀春さんにお話を伺います。鶴の前にはアカハラダカを見守っていた生粋の鳥好きです。 鶴の北帰行とは、ツルが越冬地から繁殖地へ戻る事。伊万里への飛来時期は10月~3月、鹿児島県出水市から朝鮮半島へ向かうマナヅル、ナベヅルがおよそ500羽伊万里に立ち寄ります。 朝出水市を出発した鶴は午後3時半ごろ伊万里に到着。伊万里から朝鮮半島へ向かいます。 今日鶴が来るか来ないか、「わかる」という一ノ瀬さん。その方法は、「出水の仲間に電話で聞く!」という意外と普通でした! 鶴は着地する前に足を出してバランスを取ります。ちょうど着陸前に車輪を出すのと同じですね。 鶴が伊万里・長浜干拓に来るのはエサの宝庫だから。鶴にとって収穫後の田んぼは、小魚、虫、穀類がのごちそうがいっぱいの「豪華バイキング会場」。 鶴は伊万里に1、2泊するが、まれに朝鮮半島まで一気に飛ぶ強者も。また雨の日や夜は飛び立たないそう。鳥目だからか、と思っていると「鶴は夜も目が見える」と衝撃の事実が。 鶴は鳥目じゃない!「鶴は意外と目がいいの、そもそも鳥目なのはにわとりだけ」えっ!そうなの? 鳥目はニワトリだけって!!!!!ケー――ッ!!!知らなんだー! 知らなかった!フクロウ以外の鳥はみんな鳥目だと思ってました。子供にウソ教えるところでした。母びっくりです。 じゃあなぜ夜飛ばないのか。「無理しないだけ、今まで伊万里で行き倒れになった鶴はいない」だそうです。 鶴に会うことができなくても、冬、伊万里では40種ほどの鳥が見られるそうです。伊万里長浜干拓だけで30種類、カモだけでも10種類、普段から意識してみると身近でお目にかかれるカモ。ちなみに田んぼは私有地なので立ち入らないように。 貴重なお話がきけて、今年の飛来が楽しみになりました。群れが来るとしたら1~2月、伊万里ケーブルテレビさんがお知らせしてくれます!たぶん!

【写真提供】伊万里鶴の会 一ノ瀬秀春氏

伊万里市への鶴の飛来は毎年10月~3月、越冬する様子が見られることも。飛来情報は長浜干拓監視小屋へお問い合わせを。

【伊万里市東山代町 長浜干拓、鶴監視小屋】0955-23-6770(2017-2018飛来時期のみの番号)

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ネイチャーいしはら

熊本県出身伊万里在住8年、一児の母 ”3行以上は目が滑る” そんな疲れ目の皆様に出来る限りの短文とイラストで伊万里ネイチャーの魅力をお伝えします。