知っておきたい“ちょっとイイ”グルメ情報 vol.1 フェルマ木須の【善ちゃん餃子】(伊万里市木須町)

急にお客さんが来る!一品持ち寄りで女子会がある!一人プチ贅沢したい!などなど、日々の生活で“いつもよりちょっとイイもの”方言でいうと“ちかーっとばっかいよかもん”を欲する時ってないですか?そんな時に知っておきたい伊万里のちょっとイイ!グルメ情報、教えちゃいます!!

あっ!という間になくなる【善ちゃん餃子】

伊万里市木須町にある【フェルマ木須】で生産・販売されている善ちゃん餃子。市内7か所の事業所で委託販売され、伊万里を代表する冷凍食品の一つ。生産責任者は木須家の長女・洋子さん。「人をもてなすことや、食を通じて喜ぶ顔を見るのが好き」が高じて、ご近所への“おすそ分け”だった餃子が生産販売にまで発展。ご主人のニックネーム【善ちゃん】をネームに入れ【善ちゃん餃子】が誕生した。

この餃子、ひとたび焼き始めると、生姜やにんにくの香りが部屋中に漂い、その場にいる人の食欲を刺激する。母は焼いているそばからアレ(ビのつくやつ)が欲しくなる。「今日、何のごはん?善ちゃん餃子?やった~!!」と飛び上がって喜ぶのは子どもたち。母の手作りも美味しいけれど、善ちゃん餃子はさらに美味しい!のだとか。よくわかっていらっしゃる。子ども(男子)の消費量を知っている上に、手間暇かかっている分のお値段(※下記参照)するので、本当はこっそりおひとり様で味わいたい!が…そう上手くはいかない。忙しい日の夕食メイン料理がないときは、しぶしぶとっておきの餃子を食卓へ。いい色に焼き目がつき食卓へ運ぶと、“おいしい顔”を写真に収める間もなく、ハイスピードで腹のなかへ消費される…(泣)
母として立つ瀬がない上に「ちかーっとよかもんやっけんゆっくいあじおーて」(ちょっとイイものだからゆっくり味わって)食べてほしいのだが、食べ盛り男子には「餃子=もりもりたくさん食べるもの」に見えているようだ。ハハの苦悩とは裏腹においしい笑顔が食卓にはあふれている。

いざ餃子作りの現場へ!

笑顔を生む餃子ってどんなコツがあるのかしら?子ども連れでは失礼?とも思ったが、快く承諾して頂けたので餃子づくりの現場を訪ねてみた。ちょうど生産責任者・洋子さんが、タネに混ぜ込むネギを切っている真っ最中だった。次々に刻まれるネギは大きめのざく切り。山盛りのキャベツも同様に。口に入れた時の「食感」を楽しんでもらうため、タネに使用する野菜は、“あえて大きめ”にきざむのがポイントだそう。作業場にはネギの匂いが充満していた。私は何も感じなかったが、新鮮な野菜を使用しているからか、敏感な子どもは目が染みる~!と早々に外へ退散。使用する野菜は時期によっては自家栽培のものを。そうでなくても、地元産の新鮮な野菜にこだわっているのだとか。さらに、つなぎの油にもこだわりが。作業場をよくみるとニンニクや生姜を付け込んだ油があった。こうすることで、焼いたときの香りや、食べた時の風味が一層濃くなるそう。これが胃袋を刺激し、アレを欲したくなる秘密だったのか!

最後に刻んだ野菜と”伊万里牛”のひき肉を混ぜ合わせ、こだわりのタネが出来上がり!その後、洋子さんと親族のさゆりさんのたった二人で「1000個!!!」もの餃子を完成させるべく、包み作業へ。ジューシーさと旨みと香りがつめこまれた善ちゃん餃子がこうして出来上がる。この“こだわり”と“手間暇”が、母では及ばぬ味わいを生み出していたのだろう。

作業はおもしろ・おかしく・手際よく。

善ちゃん餃子を作るのは、責任者の洋子さんとお手伝いのさゆりさんの二人のみ。作業場には心地よい洋楽を流し、雑談しながらも手際よく作業が進められる。その間、ネギに目がしみてグズる子どもを気遣ってくれたり、来客に応待したりとせわしなく働く。2人曰く、いつも”バカ話し”をしながら楽しく仕事をするのだとか。側から見ていて大変な作業量ながらも、笑顔が絶えず、一緒にお手伝いしたくなるような空間がそこにはあった。大変だ!と感じることは世に多くあるけれど、それを「大変なだからやらない」ではなく、「どうすればできるか?」を「母」であり「ヨメ」であるパワフルな2人が、楽しんで見出しているように感じた。善ちゃん餃子、美味しさ最大の調味料は、2人の笑顔と製造過程の楽しみ方にあるのかもしれない。

今後の展開は?と尋ねると、販路拡大やネット販売も要望する声が多く、機械導入も視野に入れているそう。手作業のよさも確かにある。だけど、“量産”となれば機械には劣る。要望に応え、もっと多くの人に餃子を届けられるよう対応しなくてはならない。これからもパワフルな2人のチャレンジは続く。

 

〈善ちゃん餃子〉 文字は洋子さん直筆。赤を基調にに洋子さん似顔絵が目を惹くパッケージ。    15個入り(650円)、化粧箱入り贈答用18個要り(1080円) 〈地方発送受付(自宅)〉 TEL 0955-22-4817

フェルマ木須

〒848-0044 佐賀県伊万里市木須町4938  TEL&FAX 0955-23-7618

ホームページ  http://fermakisu.com/

善ちゃん餃子販売店

・伊万里観光協会 http://m2.hachigamenet.ne.jp/~i-kan2/

・伊万里ふるさと村 http://www.ihn.jp/~jaimari1/

・四季の館・松浦の里・四季ありた http://jaimari.saga-ja.jp/

・片岡精肉店  〒848-0047 佐賀県伊万里市伊万里町甲257 電話: 0955-23-3236

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なかしま

気になること・・あごの下のたるみ。よく笑い、よくしゃべる。動物占いは社交的なタヌキ。
2児の母。子どもと一緒に寝てしまい、絶望的な朝を迎えること多々あり。
【自分らしく輝ける時間】を持つことで、母として、女性として平坦だった日々に変化をつけていきたい。